見そこねた…

NERO(ネロ) 低反発 抱きしめ枕 はぐ イエロー

先週の「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」のテーマ、核問題だったらしく、そういえば「軍事ニュース」にもそんなことが書いてあったのに、金曜日はMステすら見る間もなく爆睡してしまっていた。

ああ誰かYouTubeに投稿してくれないだろうか。

今ブログ検索で検索しまくったところ、先日の太田さんのマニフェストは「北朝鮮の核を買い取る」、もしくは「世界中の核を買い取る」というものだったらしい。おもしろいーー☆ と感心していいのか番組を見ていないので不明ながら。
軍事ニュースによると、北朝鮮を核保有国と早とちりしている人が多いとのこと。
「北朝鮮は核保有国ではない」と。そこ重要! みたいな。
わたしの70年代80年代の知識によると、核抑止という理屈があって、核を持っていれば相手は報復が怖くて核兵器を使わない、だから、核を持つことは平和のためなのだと。あの理屈は今もまだ有効なのだろうか?
拉致ばかりする悪辣極まる北朝鮮ですら、「核を使って皆殺しにする」ということで実験したわけではなく、こちらの、 北朝鮮「核実験」声明全文(英・日)を見ても分るとおり、「世界的な核軍縮」とか「終局的な核兵器撤廃」のために行った、と理屈を飾り立てている。ほんとうに、核というはなんてタチが悪いのだろう。全人類を一瞬で滅ぼす量の核がすでに地上に存在しているというのに、それでも「平和のため」を口実にするのだから。

ともかく、肝心の核保有国がどこなのか知らないので調査だ。

日経経済新聞
世界の核兵器国・核疑惑国一覧

核拡散防止条約(NPT)は、1967年1月1日前に核兵器その他の核爆発装置を製造し、かつ爆発させた国を核保有国として定義している。国連安全保障理事会の常任理事国である米国・ロシア・英国・フランス・中国の5カ国をさす。その後に核実験を行い「核保有」を宣言したインド、パキスタンを加えた7カ国が現在の核兵器保有国。
 パキスタン以外の6カ国は長射程ミサイルへの搭載が容易なプルトニウム型弾頭を保有。イスラエルは公式に認めていないが、ウラン型の開発を終えているとの見方が強い。

↑にわかには理解しづらいことがさりげなく書いてある。
でもって最近、中川とかいう人が核議論が今こそ必要と言っているそうで、それをニヤニヤ笑いながら眺める安倍。「やめろ、そんな話は!」 と血相変える誰か(←名前忘れ)がいる、とのこと。
核議論を、広く核全般について考え議論しよう、ということでなら、わたしの頭にまず浮かぶのは、「全世界の皆さん、とくに核実験なんかしちゃう国のかたがた、日本に甘えすぎていませんか?」だ。
先日の北朝鮮の核実験の後、すかさず広島市長と長崎市長が声明を出していた。それはとても感動するものだった。けど、あれまた? でもあった。確か以前もどこかが核実験をし、同じように広島長崎からの声明があった。それ以前にもあって、それはフランスで、あの時は北朝鮮の実験なんかよりはるかにすごく日本の全マスコミをあげて大騒ぎになった。その時、いろいろな人がインタビューを受け、なぜ核実験をしてはいけないのか、なぜ核兵器がダメなのか、答えていたけれど、これといった決定打はなかった。核実験をしてしまうフランスという国を、せめて論理の上だけでも叩きのめしてほしかったのに。そんな中、どこかのテレビ局がフランスの街角でフランス人にインタビューをしていた。年の頃30歳前後の女性が聞かれて、「日本だって悪いことしているんでしょ? 核実験くらい何よ」と吐き捨てるように、小憎らしい顔で答えていた。

こいつ何?! と怒りが渦巻いた。誰も日本が悪いことして「いない」なんて言ってないじゃん? そういうことじゃなくて、日本で起きた悲劇が、どこの国であれもう二度と起きてはいけないから、だから言ってあげてるんだよ! アンタ一人が死ぬならぜんぜんいいけど、害虫を駆除するみたいに皆殺しにする大量殺戮兵器で、しかも生き残っても放射能の後遺症に一生苦しむんだよ。

そのフランスの憎憎しい顔の女に、今だったら、日本人はどうロジカルにかっこよく言い返せるんだろう?

やや話しは飛躍するが、そんなで、日本がいくら言っても、「核保有国」は核を大量に抱えて離そうとしないし、核実験する国は後を絶たないし。
もうそんななら核持っちゃおうかなーー
それでアメリカや中国が焦って「おたくは唯一の被爆国しょっ、そんな事言ってちゃダメだっぺ」となだめすかしても言うこと聞かないの。

「ニッポンが味わったのと同じ苦しみを味わうがいい」とか言いながら核保有国、もしくは核疑惑国になっていく日本… それを言う時の安倍の垂れ目は一転逆立って鬼気迫り、「アーーハッハッハッアーーハッハッハッ」と狂気の高笑い… 
そんな感じでちょっとは脅してやった方がいいんじゃないのか、と思う。
この何十年っていう月日は、核をめぐってはひたすら不毛に疲れる年月だったし。
ただ、ものすごくポジティブに考えるなら、日本がつたなくも頑張って主張してきたから、人類ってまだ生き残っているのかもしれない。

にしても、にわか仕込みのwikipediaで考えたのは、相互確証破壊(そうごかくしょうはかい, Mutual Assured Destruction, MAD)とかって平気なのかね。
冷戦時代と違って、今はハイテク時代で、核を発射されたのを察知してから報復するまでに30分って、その察知能力、へんなハッカーに操作されたりとか、平気なん?

子供が遊びでシミュレーションしたプログラムをなぜかペンタゴンが受信してしまって、ソ連から核攻撃されたと思い込み報復ボタンを押してしまった、さてどうする? という「WAR」だったかな、映画観たことある。
ああいうのはフィクションで、現実にはぜったい起きないって言うのだろうけど、信じていいのか。

 

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