アメリカの新イラク政策を嘲笑うアルカイダのナンバー2

テロ組織 新イラク政策を挑発(動画付き)
さっき見た夜のNHKニュース

アルカイダのザワヒリ容疑者、ビデオで新たな警告

2007.01.23 Web posted at: 11:35 JST

そのテキスト版(CNN)

(CNN) ブッシュ米大統領の一般教書演説を前に、アルカイダのナンバー2にあたるアイマン・ザワヒリ容疑者は22日、新たに公開されたビデオ声明で米国のイラク新政策を冷笑するとともに、かつてない惨事が起きると警告した。

テロ分析サイト「lauramansfield.com」によると、ビデオは約14分。ザワヒリ容疑者は、米国のイラク新政策に基く2万人余りの米軍増派について「なぜ増派が5万人や10万人ではないのか。イラクの犬たちが米兵の死体を求めていることに気づかないのか。米国が兵士全員を送り込んでも、世界を悪から解放するイスラム戦士の手で抹殺される。イラクはカリフ(イスラム国家の指導者)の府であり聖戦の地。米軍のような軍隊が10個あっても、神の支援と力で壊滅できる」と語っている。

ザワヒリ容疑者はまた、アフガニスタン国内でアルカイダの潜伏先を奪回したとするブッシュ米大統領の主張を「真っ赤なうそ」と批判。米国民に向けて、「安全な生活を望むなら、地上で起きている現実を受け入れ、ブッシュが米国民を欺くための絵空事を拒否するべきだ」と呼びかけ、イスラム教徒との相互理解によって安全が享受できると主張している。同容疑者はさらに、米国がイラク新政策を推進した場合は「かつてない最悪の事態」が待っている、と警告した。

ザワヒリ容疑者はこのほか、1993年に米ニューヨーク市内の世界貿易センターが爆破された事件で終身刑を言い渡され、現在服役中のイスラム過激派指導者オマル・アブデルラーマン師の釈放を求めた。

「もう一度、戦果を挙げてからでないと」
イラク増派で思い出した昭和天皇の言葉


関連する、日本的には微妙そう?なコラムだけどそれどこじゃない

<イラク情勢ニュース URUK NEWS> 速報&コメント 2006.10~
イラクで大規模同時テロ発生
2007-01-22 イラク無差別射撃ドライブのBGMはエルビス
話はやや違うものの。(おそろしくて動画は未視聴)
自衛隊 イラク帰還兵の自殺
こちらもやや(ほんとうにやや)違うけれど…

去年の11月、上下院の議員を決める選挙でブッシュ共和党は敗北した。
その直後(というか開票の最中から早くも)「国防政策を担当し、アメリカ軍(陸・海・空軍・海兵隊)および州兵を統括する閣僚」である国防長官を、ドナルド・H・ラムズフェルドから元CIA長官のロバート・M・ゲイツに変えた。
だから明るい方向へ向かうのかと思ったら、「ますます恐ろしいことが起きる」という話を読んで怖いなぁと思っていたら…

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