本屋の中は妖気たちこめる戦場

昨日も紀伊国屋と地元の本屋「どりーむず」に入ったのだけど、2週間位前にも「どりーむず」に入っていた。

その時のことを今書くと、「い、いったい、な、なにが起きているの?」と驚愕するくらい、本のタイトルが「日本」「日本」「日本」と、日本だらけだった。

もう一個目立つタイトルがあったとすると「スピリチュアル」で、こちらの著書は江原さんって方ひとりみたいとはいえ、数が多いせいか「スピリチュアル」もものすごく目立った。

日本・スピリチュアル・日本・スピリチュアル・日本・スピリチュアル・日本・スピリチュアル・日本・スピリチュアル…

思えば今時代は、流動性の時代とも硬直性の時代とも、どっちともいわれ、さらに『99.9%は仮説』なんて本が存在してしまうくらい、科学分野にしろ歴史分野にしろ定説なき時代となり、人々は何をヨスガとしていいのか分からなくなっている。そんな時代背景のせいだろうか。「こんな時代こそチャンス」とばかり、自称愛国者(憂国者?)が、知識的に純白な若者層をターゲットに「俺の話を聞け」「俺様の言うことが一番正しいから聞け」とばかり、あやしげな日本史観を若者の脳細胞に叩き込まんと、闘魂を燃やしている…

一方スピリチュアル本、amazonの紹介によると

内容(「BOOK」データベースより)
あなたが「こんなふうになりたい」という願望を持つとき、自信と力を与えてくれます。あなたが迷ったり悩んだりしたとき、その解決法と励ましを与えてくれます。すべては人生(スピリチュアル・ワールド)からの贈り物―必ず「答え」があります。

ということで、こちらは自称愛国の所行ではないのだろうが、一歩間違えればかつての「オウム真理教」のような、邪教と大差ない思想が、「願いの重要性」「願えば叶う」と、願いや自分以外の要因を考慮しないメッセージを氾濫させている。

そして、手前勝手な日本史観と願えば叶うと信じ込む自己中がミックスされるとどうなるか?
そう、時代は妖怪大戦争か幻魔大戦かって様相を呈し始めた。
オノレの思いと願が、ぜったいに、勝つ!!
何がなんだろうと、勝つまでやめない!!
正しいのはオレ&アタシ、それをジャマするやつは存在していること自体ありえなーーい!!
ありえないから死んでオッケー!!

ってな感じ。
妖怪大戦争か幻魔大戦も、実はフィクションではなかったのだ。
ということは、次の時代の知のスタンダードが、今作られているのかもしれない。
そうだとしたら、ここで負けるわけにはいかないではないか?
やつらの日本史観とやつらの邪教に異論のある人は、どんどん活字にしていかないと!!(←こっちも戦う気まんまんだったり)
(とりあえずブログとかでも。)

そうそう本ではないけれど、
<昭和天皇>A級戦犯の靖国合祀に不快感 元宮内庁長官メモというニュースが唐突に飛び込んだ。
このメモ本物だとして、すでに18年以上は経過しているだろうに、なぜ今頃出てきたのか? 誰かへの嫌がらせだろうか? しかも翌日の小泉首相、インタビューに答えて、「誰がなんと言おうと関係ない。自分は参拝する」と、昭和天皇をものともしないデカイ態度。これには吹き出した。小泉に投票したのは間違いだったみたいだけど。

(けどアメリカくんだりまで行ってプレスリーの物真似は非道すぎ)

そんなで、本屋さん。

怖いもの見たさでまた行ってみるとすっか。