STOPクラスター。使用禁止方針英が正式表明vs美しい国づくり

「美しい国づくり」へ平山、弘兼氏ら召集

別にそれはそれでやっていいと思う。
だけど、たとえば、無差別殺傷兵器で、戦闘後も子供達を殺傷し続けるような「クラスター爆弾」を世界的に禁止しようって話(オスロ宣言)をしているときに、ソッポを向いてしまう我が日本て、美しいのかなって思う。
平山氏(もうお年でしょうに)や弘兼氏(適役)がどう頑張ろうと、醜くはならないだろうけど、美しくもならず、つまり横ばいか、無駄に税金を使ったという意味で下降だ。
安倍さんらは、何かというと、自国に誇りをもてない日本人を嘆き、時に憎悪を募らせている風だけど、政府の人たちがそんなだから、誇りをもてないのじゃないか。それどころか恥かしい、とも思う。

そうこうしているうちに入ったニュース。イギリスさんが、「保有するクラスター爆弾の一部を即時使用禁止にする」と正式発表したと。さらに、「軍が使用する武器を供給するのは我々の義務だが、一般市民の犠牲は最小限にしなければならない」と、しごく普通な意見を発表。さらに、「これは重要な決断だ。他の国も同調することを期待する」と、そう言われるとやりたくなくなるんだけど? な事を先に言わてしまって、あーあばかじゃん? 日本て。

他の国に比べて、特別日本人がばかなはずはない。何かがことさらねじれているのだ。

それでも、今からイギリスに「同調」しなくては。
いや、もっといいのは同調ではなく、新しいメッセージを、無差別な殺傷はもちろん、差別した殺傷も許さない意志を示す、日本ならではのメッセージを。

その時、日本人Aことワタシの心にも、自国への誇りがわくに違いない。

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クラスター爆弾 / googleイメージ(写真をクリックすると記事
STOPクラスター(mainichi。2/22から3/23まで、関連記事のバックナンバーが揃っている)

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