3/16の私が総理大臣になったら…秘書田中。

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3/16のマニフェスト:安倍首相の冠番組を作ります。

小泉さんが意固地になって、毎年1月に参拝していた靖国神社。
任期の最後では、1月のみならず終戦記念日(だっけか?)にも参拝し、強烈な意地と執念を示し、総スカンくらいまくっていた。
その小泉さんも、政治の表舞台からは消えていなくなり、今年の1月には、安倍晋三が総理に代わっていた。

一方今年の始めの方のTVブロスのコラムで太田さん、「今年の1月は小泉氏、靖国に参拝したのだろうか?」と書いていて、確かになぁ…と思った。あれだけ顰蹙かいながら、「英霊のために参拝することの何が悪いのか全然分らない」とごり押しし続けたのだから、総理でなくなっても、参拝しているはずだ。と思うが、していない気がする。
もしもしていないなら、結局、すべて、パフォーマンスだったということだ。小泉さんは、平気で、戦争で死んでいった人たちを利用したのだ。(理由は、遺族会の票田のためとか、よく知らないけど。)

それにしても、小泉さんが今年靖国に行ったのか行かなかったのか、そんなことに関心を持ったのは、日本中でこの人くらいじゃないかと思った。すでに、安倍さんが行くのか行かないのか、そっちにみなの関心は移っていて、すっかり小泉さんは過去の人だった。
そのあとネットの小さな記事で見て、やたらと生生しく記憶に残ったのは、靖国に行くのか行かないのか聞かれて、「それは明言しない」、と答えていた安倍さんだ。

先週の「総理大臣になったら」では、その事が、しっかりと取り上げられていたので、少しすっきりした。
安倍さんは、どことも衝突の火種を作らなかった、という点でもっとも賢い選択をした。
けれど、それは政治を、自分のプライベートなものにしてしまった、ということだ。
自分の考えと、行動の方針を明言することで、どこかの勢力と対立することになったとしても、私物化だけは避けてほしかった。
安倍さんは、政治を自分のファミリーのための所有物にしてしまったのだ。

番組中、信念のために「闘う」のは政治家として当たり前なんだから云々、と山本一太自民党議員がしきりに安倍さんをかばっていたけれど、安倍さんの姿勢は闘い以前の段階で、間違っている。

去年の終わり、中川とかいう人が核議論が今こそ必要と言い出し、それをまた否定するでも肯定するでもなくニヤニヤ笑いながら眺める安倍さんを見て、核を持つ可能性をほのめかす対外戦略なのかな? なーんてうんと好意的な見方をしたけど、やっぱそんなのはダメだな、と思った。そんなコッソリしたやり方では、国民の了承を得られない。国民から目隠しして政治をすすめては、だめだと思う。

自分の考えを出さずおとなしくしている割りには安倍という人、散発的に物議をかもしている。
3月1日には、「1930、40年代に日本の帝国陸軍が中国人、韓国人を中心とした数十万人の女性に売春を強いたという事実を公式に否定」した、らしいのだ。
おもに、物議は海外で起きている模様で、日本で話題になっている感がないのはなぜなのか。
何にしろ、人の傷口に塩ぬったくってまたまた広げるような検証のしなおしを、簡単にはできないだろうに。

あとは、安倍、スポンサー、金。そこらのことを言ってたけど、まさか、やらないでしょう?

憲法改正の強行採決、なんて。

わたしは自分の脳細胞がかわいそうだから「美しい国へ」は読んでいないけれど、読解として充分成り立つらしいんだよね。

どうなんだろう、わたしも読もうかな。

いやだな。
冠番組を見る方がいい。

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