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『親』by古井由吉 book

『親』by古井由吉

患者氏と図書室に行った時に、自分もついでに借りた本。 借りた理由は、書き出しの文章---  病院の往き帰りに、岩崎は夢から覚めた心地で道の左右を見渡すことがあった。夢ではないしるしに、半歳を過ぎた子が腕の中にいる。場所はきまって立体交差の、陸橋のたもとの停留所だった。 に引き込まれたから。 自分の本…
銀色夏生 book

銀色夏生

本箱から引っ張り出した銀色夏生、『これもすべて同じ一日』のあとづけを何となく見ていたら、初版が昭和六十一年十二月なのに気づいて、びっくりした。 昭和六十一年十二月といえば、わたしはあと数ヵ月後に達也を生む頃で、この人がこういうことを書いていた時期と、わたしにとってのあの時期がほとんど同じなんて、まさ…
空中都市008 / 小松左京 book

空中都市008 / 小松左京

この本は、夏休みの宿題、読書感想文用にわたしが選んだ本。 最初子供にどの本にするか選ばせたのだけど、まったく決まらないので、業を煮やして選んでしまった。 『空中都市008』は1968年(昭和43年)に、「アオゾラ市のものがたり」というタイトルで連載したお話だそうだ。それが最近、講談社が「青い鳥文庫シ…