レビュウ 1 11月 2012 【れびゅう】アウトレイジ 『アウトレイジビヨンド』公開を記念して、その前作にあたる本作をケーブルテレビが流してくれた。 北野映画はもっと見たいのだけど、『アウトレイジ』は残虐シーンが多いと聞いていたのでこういう機会でもなければ見なかったろう。 とにかく残酷だから見ない方がいい、つーか見ちゃダメ!! とうちの末次郎にまで言われ… 続きを読む
レビュウ 20 9月 2012 【れびゅう】ディア・ドクター JCOMが今月西川美和特集をやっていて、みたかった『ディアドクター』、チャンネルnecoにてやっとみれた。 (同監督の新作映画が公開されるからのようだ。他には、『ゆれる』や『蛇イチゴ』) ☆↑クリックすると オフィシャルサイト へ けど、先にこういうの見ると、先入観に支配されるので、み終わってから見… 続きを読む
レビュウ 10 7月 2012 【映画館でみた映画】ロボット完全版 インド映画のロボット完全版を見た。ワケわからんがベラボウに面白かった。 (現在、一部地域でまだ上映中) ●併せて読みたい Yahoo!みんなの政治-<インドの果たされなかった約束―― 成長の一方で拡大する格差>(1) | (2) | (3) … 続きを読む
レビュウ 10 7月 2012 【本の感想】宇宙消失 / グレッグ・イーガン 2034年、地球の夜空から星が消えた。冥王星軌道の倍の大きさをもつ、完璧な暗黒の球体が、一瞬にして太陽系を包み込んだのだ。世界各地をパニックが襲った。球体は<バブル>と呼ばれ、その正体について様々な憶測が乱れ飛んだが、ひとつとして確実なものはない。やがて人々は日常生活をとりもどし、宇宙を失ったまま3… 続きを読む
レビュウ 21 3月 2012 道化師の蝶 / 円城塔 何らかの固有名をあらわす円城塔という名前は以前から知っていた。知っていたが知った先がはてな上に存在する怪しげな文芸倶楽部で、それによると円城塔は大学の研究室の電子レンジの中で発見されたのが最初であるとあったから、まさか作家名とは思わず、マニアックな感興を呼び起こす、たとえば「初音みく」みたいな実在し… 続きを読む
レビュウ 9 3月 2012 なぜ君は絶望と闘えたのか–本村洋の3300日– / 門田隆将 あの事件の加害者側に取材した本『福田君を殺して何になる ---光市母子殺害事件の陥穽--- 』(増田美智子著)は読んでいたものの、被害者サイドの本は読んでいなかったので、今回の判決を機に読んで、やっと自分の中でバランスが取れた気がしてホッとしている。 もっと激情的に死刑を求めた本なのかと思ったら、死… 続きを読む
レビュウ 15 9月 2011 遠い山なみの光 / カズオ・イシグロ (展開を明かしているのでこれから読む人は読まないでください!) 水曜日、A駅に行った折り、本屋どりーむずで買った一冊。 (さらに…)… 続きを読む
レビュウ 19 8月 2011 コクリコ坂から 「民主主義」という言葉がある。わたしもよく使うが、使っていてこんなに不安になる言葉も珍しい。というか、他の不安になる言葉なら使わずに避けて通ればすむところ、民主主義に関しては、自分の言いたいことや感じていることを表現するために、使わないでいられないのだ。 何が不安にさせるのかというと、まず自分の語法… 続きを読む